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全身のつながりを大切にする

こんにちは チハルです。

 

 歳を重ねてもずっと繋がっていられる友達、大切にしたいですよね。この3人の女性の写真を見るとなんだかこころがほっこりします。

 今日は、つながりについて書きたいと思います。

私がヨガを始めたころ、ついつい頑張ってしまって、膝が痛くなったり、腰が痛くなったりした記憶があります。「がんばろう」とする心が神経を通して筋肉と繋がり、肩の力みを生み、背骨も緊張していた様子です。

 体をささえる大小さまざまな筋肉や重要な神経とつながっている背骨、背骨が気持ちよく伸びて、背骨の周りの筋肉が緊張から解放されると、ポーズがとても気持ちよいものになってきます。

体の末端、手は足そして頭を動かすときも全身のつながりを味わい、体の中心から(丹田)から末端へと力を伝えるようにして動くことが大切です。

 ヨガのポーズを作るときに、骨盤底筋の中央が持ちあがってそこからエネルギーの液体が放出され、そのエネルギーの液体が丹田⇒5つの腰痛⇒12個の胸椎⇒7個の頸椎と伝わって、1個1個の背骨の間が気持ちよく伸ばされていくとイメージすると、腰が伸びとても気持ち良いものになります。

是非試してみてください。

 

脳と背骨のつながりや、背骨と指先のつながりがよくわかる実験です。

 

ステップ1:両手を指を開いて互い違いに組みます。

ステップ2:手の上下を1回ごとに組みかえる動きをできるだけ早く行います。

これを猫背姿勢で10回 vs 背筋を伸ばし肩をさげた姿勢で10回 比べてみましょう。

猫背で行うと、手を組みかえるときに指がよくぶつかりますが、背筋を伸ばして肩を下げて行うと、ぶつかる頻度は下がります。背中が丸くなっていると、脳から出ている運動神経や、手から出ている感覚神経の働きが鈍くなり、全身のつながりが悪くなるのです。

(出所:水野健二著 体が硬い人のためのヨガ)