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ヨガでミトコンドリアを増やそう!

「最近なんだか疲れやすいなっ」と思っている皆さん、筋肉量が落ちてミトコンドリアの量が減っていませんか?何もしないと、残念ながら加齢とともに筋肉量は年々減少してしまいます。

(余談ですが人間の細胞数は約37兆個その細胞1個に対しミトコンドリア約100~2000個)

 そしてその結果、疲れやすくて回復しづらい体になってしまうそうです。

「全身の細胞には、細胞の活動に必要なエネルギーをつくり出す“ミトコンドリア”という小器官、このミトコンドリアは、体を動かす骨格筋などに多く存在しているため、筋肉が減少すると、体がエネルギーをつくる力が落ちてしまい、疲れやすくなるのだそうです。そして「あらゆる病気は、細胞内のエネルギー工場、ミトコンドリアの量が足りていないことが原因」だと、ミトコンドリア研究の第一人者、日本医科大学教授の太田成男先生がおっしゃられています。

 

加齢にともなって衰えがちなのが、太ももやお尻などの足腰の筋肉です。これらの筋肉は、人体でもっとも大きな筋肉なので、減ってしまうと、てきめんに疲れやすい体になってしまいそうです。また姿勢が悪い方、背筋が衰えているのかもしれません。実は、背筋を伸ばせばミトコンドリアが増える!と言われています。背筋を伸ばすのは、、背中の筋肉を意識して、背中の筋肉をずっと使い続けなければならない、持久力の必要な動作です。実はミトコンドリアは、筋肉の中でも姿勢を保つための筋肉、「背筋」と「太ももの筋肉」にたくさん含まれています。

 

ここで改めてヨガってすごいなっと思うわけです。皆さんもご存知の通り、ヨガは座位のポーズも立位のポーズも姿勢が大事。ヨガの練習をすることで疲れにくい体になるのは、ミトコンドリア量をアップさせていたからなのですね。バランスポーズ、立位のポーズは特に太腿の筋肉、お尻の筋肉に効いてきます。

 

ヨガの練習=ミトコンドリアの量アップ! 

 

 過去に放映されたためしてがってんで紹介されていた内容です。一部紹介します。

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-ミトコンドリアは、30代以降減っていきます。でも、暮らしの中に「あること」を取りいれることで、量を増やすことができます。それは、自分が少しキツイと思うくらいの運動をすること。……ミトコンドリアを増やす“スイッチ”は、少しキツめの運動を1分続けるだけでONになるんです!通勤や買い物の合い間に、小まめに1分ずつ早歩きをしたり、エレベーターを使わず階段を上ったりするだけでもスイッチはONになります。ポイントは「少しだけ、しんどいな」と思うくらいの負荷を体にかけること。動けなくなるほどキツイ強度は必要ありません。家の中でスクワットを10回するだけでもOKです。

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 是非教室に通えない日は、毎日1女神のポーズでミトコンドリア量アップ目指しましょう!

l  女神のポーズ

やり方

ステップ1:立った状態で、足を肩幅の約2倍程度に開きます。足先を外側(45℃)に向けます。吸って腕を広げます。

ステップ2:吐きながら腰を下げ、両膝が両足首の真上に来るまで曲げます。尾骨を下方向に向けるようなイメージです。下腹部はおなかに引き入れておきます。

腕も曲げ、肩甲骨で鉛筆を挟むようにイメージしながら胸も開きます。

注意:膝はつま先と同じ方向に曲げ、つま先より前に出ないようにしましょう。上体が前かがみにならないようにします。

ステップ3:吸いながらもとに戻ります。

 

ためしてがってんでは食事でミトコンドリアを増やす方法も紹介されています。↓疲れやすい体にサラバ!スタミナアップの若返り術

 

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20150826/index.html

女神のポーズ