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カラダを意識する

こんにちは 

千春です

 

今日はアーサナ(ポーズ)の練習の時に意識を向けていくポイントを紹介します。(参考:ヨガのポーズが丸ごとわかる本/Yogini 編集部)

 意識を深める為のヨガ、クリパルヨガでは、ポーズは機械的な肉体動作だけではなく、そのポーズを取ることで気づかされるあるがままの自分と向きあうことが重要だと教えています。その意識を向けるべきポイントは2つ。

 

 1つ目はポーズそのもの。カラダから送られてくるメッセージに注意を向け、下記のブレスポイントに意識を置き、呼吸を安定させ、カラダの感覚に意識を向け姿勢を整えていきます。

 

 2つ目は内面の状態、感覚、感情、思考、一瞬一瞬で移り変わる心の動きに捕らわれたりせず、あるがままの状態を観察していきます。

 

 意識を肉体と心の両面に集中させていくことは、思ったより難しいかもしれませんが、練習を続けることで自分の「内面への気付き」が深められていきます。私はまだまだ修行の段階ですが・・・・

 

プレスポイント

足底 足裏全体を均等に下に押しつけ、意識的に注意をそこに向けます。立位やバランスのポーズ等足底を押し付ける事で土台をしっかりさせ、安定性とバランスを培ってくれます。

  • 砂や泥の中にぐっと踏み込む感じ
  • 重い鉛のブーツを履いている感じ
  • 地球の中心から引っ張られている感じ

 

股関節 胴体の横でウエストのすぐ下・大腿骨頭腰骨の間の筋肉部 月のポーズ等、このポイントを横に押し出すと体側が十分に伸ばされ反対側の筋肉群がバランスよく働いてくれます。

 

腰骨 骨盤の全面で腸骨と呼ばれる場所。後屈の姿勢を取るときに、このポイントを押し付ける、臀部の筋肉のしまりが、背骨の下部を保護してくれます。

 

胸点 鎖骨から5㎝下左右の2点。両腕を肩の高さで横に伸ばし、肘を曲げた時、親指が胸に当たるところに位置します。耳たぶの真下。

胸点を押し出すことで胸郭が持ち上がり、肺が広がり呼吸が深くなります。また背骨と胴体を伸ばし、肩甲骨を正しい位置に保ってくれます。

 

頭頂部 頭蓋骨の一番上の頭頂部  

顎は軽く引いて床と平行にし、頭頂部を肩から遠ざけるように押し上げことで、背骨全体、首の後ろが伸ばされます。

 

坐骨 左右の2個の坐骨、座位の姿勢の時にここを床に押しつけることで背骨が伸びます。

 

尾骨 背骨の下部 仙骨の先端ある尾骨 前屈するときに意識を向け尾骨を上げると、背骨を伸ばしながら同地を前屈するテコになり、腰からではなく、股関節と骨盤から前屈が始まります。

 

肩甲骨点 左右の肩甲骨の下方  先端のとがった部分 

背骨のねじり等回転するときに、一方の肩甲骨を押し出せば、胴体がそちらの方向へ回転していきます。

 

教室では誘導していきますが、自宅でヨガの練習をする際など参考にして頂ければ幸いです。