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下を向いた犬のポーズ

こんにちは

千春です。

 

 久しぶりの投稿です。

 

 皆さんの中にはヨガ歴数年の人、最近始めたばかりの人もいらっしゃいますが、レッスン中に頻繁に練習している「下を向いた犬のポーズ」サンスクリット語では「アド・ムカ・シュヴァナーサナ」について解説していきます。

 

まずはこのポーズの効能です

 

脳の鎮静化、疲労回復、頭痛緩和、身体調整

ハムストリング、ふくろはぎ、土踏まず、手のストレッチ

腕と脚の強化、更年期障害の症状緩和

骨粗鬆症予防、高血圧、ぜんそく、坐骨神経痛の治癒他

 

 こんなに沢山の効能があると、なんだか練習楽しくなってきますね。

 

 このポーズでは、手をバンザイした状態で両手を床につけ、身体で三角形を作るようにしますが、普段の生活で硬くなりやすい身体の後ろ側にある筋肉を満遍なく伸ばすポーズの為初心者さんや、身体が硬い人には少々きつ~いポーズとなります。きつい場合は無理に完成形を目指さず、今の自分の安定と快適さを求めたポーズを行いましょう。かっこ悪くても、完成形とは違っていても気にする必要はありません。大切なのは、あなたの心が安定し、ポーズが快適であることです。

 

 

ポーズを練習する際に、押さえておきたいポイントです。

 初心者さんにありがちなのが、膝を伸ばして背中が丸くなってしまうことです。これでは呼吸がスムーズに流れていかず、ただ辛い、きつーいポーズで終わってしまいます。そうならないためのポイント3つご紹介します。

 

  • 指はしっかり開いて土台を作り、親指、人差し指の付け根を床の方へ押しつけます。床を押しながら
  • 骨盤底筋群に意識を向け、いつも練習しているようにそこを締めて下腹部を引き込み、お尻を斜め45度方向天井に向かって持ち上げていきます。肩と耳も床から遠くに離すように意識しましょう。
  • ハムストリングや下肢の筋肉が硬く緊張を感じる場合は(多くの人がそうだと思います)、膝を軽く曲げること!!

 

このポーズは手から尾骨までの距離が遠ざかり、背骨(脇・腰)を真っ直ぐ気持ちよ~く伸ばすことが大事です膝は必要なだけ曲げていいんです。気持ちよーく背骨を伸ばすことで、呼吸がスムーズに体を巡り、徐々に柔軟性も高まり、きつくない大好きなポーズへと変わっていきます。

 

ワンちゃんが気持ちよーく背伸びをするのを真似て、皆さんも気持ちよ~く背伸びする!

体感頂けたら嬉しいです ♡ 素敵な週末を(^_-)